参院選7月21日有力

 政府・与党は来年の通常国会について、1月下旬に召集する方向で調整に入った。安倍晋三首相の外交日程を確保するのが狙い。これに伴い、来年夏の参院選は7月4日公示、同21日投開票の日程が有力だ。
 首相は来年1月22~25日にスイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)への出席を検討。この前後にロシアを訪問し、プーチン大統領と北方領土問題について協議する方針だ。
 召集日をめぐっては当初、年明け早々の1月4日も取り沙汰された。しかし、政府・与党は一連の首脳外交を優先し、首相の帰国後に通常国会を開会する判断に傾いた。
 一方、会期末については、6月28、29両日に大阪市で20カ国・地域(G20)首脳会議が開催されることを考慮する必要がある。通常国会の会期は150日間と定められており、G20の前に会期を終えるため、1月29日までの召集となりそうだ。
 公職選挙法は参院選について、任期満了前30日以内とする一方、任期満了日が会期末に近接する場合は閉会日から24日以後30日以内と定めている。来年改選の参院議員の任期満了は7月28日。1月23~29日の召集の場合、会期末は6月21~27日となり、会期延長がなければ参院選の投開票日は7月21日に絞られる。
 政府・与党は、公明党が重視する4月の統一地方選との間隔を空けることで、選挙態勢を組み直す時間を確保したい考え。G20での外交成果を参院選でアピールする狙いもありそうだ。