1・62倍、正社員は9年ぶり

 総務省が30日発表した労働力調査(季節調整値)によると、10月の完全失業率は前月比0・1ポイント上昇の2・4%と、3カ月ぶりに悪化した。完全失業者数は8万人増の168万人。「条件の良い仕事を求めて自発的に離職したり、新たに職を探したりする人が増えている」(労働力人口統計室)という。
 厚生労働省が同日発表した10月の有効求人倍率は前月比0・02ポイント低下の1・62倍だった。悪化は8カ月ぶり。正社員の有効求人倍率も0・01ポイント低下の1・13倍と、2009年11月(0・25倍)以来、約9年ぶりのマイナスだった。
 求人倍率はハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数。10月の求人数は0・5%減、求職者数が0・6%増で、特に中高年の求職が増えた。受理した都道府県別では、最高が東京の2・13倍、最低は沖縄の1・17倍だった。