デルポトロ決勝進出

<写真:男子シングルス準決勝のジョコビッチ戦で、厳しい表情を見せる錦織圭=7日、ニューヨーク(EPA時事)> 【ニューヨーク時事】テニスの全米オープン第12日は7日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭(日清食品)は第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3―6、4―6、2―6で敗れ、2014年以来の決勝進出を逃した。
 錦織は長いラリーが何度もあった第1セット第2ゲームで、サービスゲームを破られ劣勢。第2セットは中盤でブレークされて押し切られた。強烈なショットで攻める場面もあったが相手を崩し切れず、3セットで一度もブレークできなかった。
 第3シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)は第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し、7―6、6―2とリードしたところでナダルが膝の負傷で棄権したため、優勝した09年以来の決勝進出を果たした。ナダルは連覇を逃した。
 男子ダブルス決勝は第3シードのマイク・ブライアン、ジャック・ソック組(米国)が制し、ウィンブルドン選手権に続いて優勝した。

決勝逃すも健闘に拍手―松江市

 錦織選手の恩師ら応援

 テニスの全米オープンで準決勝を戦った錦織圭選手の出身地松江市では8日、市内のホールでパブリックビューイングが行われた。早朝から約140人が声援を送り、2度目の決勝進出を目指した健闘をたたえた。
 恩師や後輩らは「がんばれ島根」と書かれた手旗を振りながら、試合終盤まで「もう1本」「頑張れ」と声を張り上げた。テニスを習っているという小学生の勝部陽日さん(7)は「圭くんすごい。ピンチでも頑張っていた」とたたえ、練習へと向かった。
 錦織選手のジュニア時代に指導したグリーンテニススクール(松江市)の柏井正樹さん(58)は「けががあって勝負勘はぼやけているが、取り戻せたらジョコビッチ選手に勝つチャンスはある」と活躍に期待。スクールの後輩で、2016年の高校総体女子シングルスで優勝した細木咲良選手(18)は「同じプロとしてランキングをどんどん上げて四大大会に出場したい」と刺激を受けた様子だった。

<写真:男子シングルス準決勝のジョコビッチ戦で、厳しい表情を見せる錦織圭=7日、ニューヨーク(EPA時事)>