73回目の終戦記念日となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれる。天皇、皇后両陛下や安倍晋三首相、遺族ら計約7000人が参列。日中戦争と太平洋戦争で犠牲となった約310万人を悼み、平和を誓う。来年4月末の退位を控えた天皇陛下と皇后さまにとっては最後の出席となる。
 式典では、安倍首相が式辞を述べた後、正午から1分間、参列者全員で黙とうする。天皇陛下のお言葉に続き、衆参両院議長、遺族代表らが追悼の辞を述べ、代表者らが献花する。
 厚生労働省によると、参列を予定している遺族は5457人で、最高齢は102歳の女性、最年少は2歳児。戦没者の父母の参列は8年連続で一人もおらず、妻は14人。戦後生まれは1554人で、遺族全体に占める割合は過去最高の28・5%となった。
 戦没者約310万人(軍人・軍属など約230万人、一般国民約80万人)のうち、海外で亡くなった人は約240万人に上る。7月末時点で、収容された遺骨は約128万柱にとどまり、約112万柱が異国の地や海などに残されたままという。