【ソウル時事】韓国と北朝鮮の「統一バスケットボール大会」に参加する韓国の選手団や、趙明均統一相を団長とする政府代表団ら101人が3日、軍輸送機2機で平壌に到着した。共同取材団によると、空港で出迎えた北朝鮮の元吉友・体育次官は「(インドネシアで今夏開かれる)アジア大会で、北と南がともに、独島(島根県竹島の韓国名)が描かれた旗を掲げることが民族のいちずな希望であり、妥当と考える」と述べた。
 これに対し、趙氏は「引き続き協議していこう」と応じた。南北はアジア大会の開会式、閉会式での合同入場で合意しているが、竹島入りの統一旗使用が正式に決まれば、日本政府の強い反発は必至だ。
 平壌入りしたのは、男女選手計50人のほか支援要員や記者、アナウンサー。4日に南北の混成チーム同士による男女2試合、5日には南北が対戦する男女2試合の計4試合が行われる。南北統一バスケ大会の開催は2003年10月以来、約15年ぶり。
 趙統一相は滞在中、閣僚級会談の北朝鮮側首席代表である祖国平和統一委員会の李善権委員長らと会談する見込み。また、バスケファンの金正恩朝鮮労働党委員長が観戦するとみられ、趙氏と会談する可能性もある。