自民党額賀派は19日の派閥総会で、額賀福志郎会長(74)が退き、後任会長に竹下亘党総務会長(71)を正式決定、竹下派が発足した。竹下氏は「われわれはいつも日本政界のど真ん中で仕事をしてきたことを肝に銘じ、引き続きやり遂げていかなければならない」と決意を表明した。
 自前の党総裁候補を持たない同派は、秋の総裁選の対応が当面の焦点。竹下氏は「総裁選、参院選にしっかり結束して成果を上げていかなければならない」と述べ、総会後、記者団に「(方針決定は)通常国会が終わってから」と説明した。
 額賀氏は総会で「竹下新会長を支え、グループの発展のために努力していきたい」と語った。
 竹下派は衆参両院の国会議員が55人で、党内第3派閥。総会では額賀氏を最高顧問に、茂木敏充経済再生担当相を会長代行に充てる人事を決め、吉田博美参院幹事長も会長代行に就く方向だ。
 額賀氏は2009年9月に会長に就任。今年1月に派内の参院議員を中心に会長退任を迫る動きが表面化し、3月の派閥パーティーで額賀氏が「後進に道を譲る」と表明していた。