再生願い「生」の字点灯

<写真:「生(せい)」の字が浮かび上がり市民らが黙とうし、震災の犠牲者に祈りをささげた。=16日午後5時46分、兵庫県宝塚市> 阪神大震災の発生から17日で23年になるのを前に、兵庫県宝塚市で16日夕、市民らによる追悼の集いが開かれた。同市の武庫川の中州では、石積みでかたどられた「生(せい)」の字のオブジェが点灯。震災発生時刻の12時間前の午後5時46分、市民らが黙とうし、震災の犠牲者に祈りをささげた。
 オブジェは、宝塚市に住む現代美術家の大野良平さん(58)が2005年、震災からの「街と人の心の再生」という願いを込めて初めて制作した。増水で流されるたびに作り直し、今回で8代目。大きさは縦20メートル、横10メートル、高さ80センチ。昨年12月、2日間で延べ約100人の市民らが、石に墨で再生へのメッセージを記し、積み上げた。

<写真:「生(せい)」の字が浮かび上がり市民らが黙とうし、震災の犠牲者に祈りをささげた。=16日午後5時46分、兵庫県宝塚市>