あ26、27両日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席する先進7カ国(G7)首脳が三重県伊勢市の伊勢神宮を訪れる日程が14日、固まった。安倍晋三首相はかねて期待を示しており、G7首脳の訪問を通じて、日本の伝統文化を世界に発信したい考えだ。
 首相は26日午前、内宮入り口に架かる宇治橋で各国首脳を個別に出迎える。政教分離の観点から、参拝ではなく訪問形式を取る方向で調整している。首相は昨年6月の開催地発表の際、「たくさんの日本人が訪れる場所で日本の精神性に触れていただくには大変良い場所だ。荘厳で凜とした空気を共有できればよい」と語っていた。
 一方、オバマ米大統領の広島訪問決定で、政府はサミット日程の再調整を迫られた。
 各国首脳は伊勢神宮から同県志摩市のサミット会場に移動後、ワーキングランチに臨み実質的討議に入るが、2日目となる27日の日程は1時間程度繰り上げられる見通しだ。同日広島を訪れるオバマ氏に首相が同行するためだ。首相は議長として、閉幕会見に臨んだ後、直ちに広島に向かう。
 サミット拡大会合に招待するラオス、ベトナム、インドネシアなど7カ国首脳との個別会談も、閉幕後の28日に名古屋市で行う方向だ。

<写真:主要国首脳会議の会場となる「志摩観光ホテル ザ クラシック」=三重県志摩市>