訂正し返金へ―政治資金疑惑・職務は続行の考え

 東京都の舛添要一知事は13日の記者会見で、週刊誌が報じた自らの政治資金をめぐる疑惑について「不適切な点がいくつかあった」と述べ、政治資金収支報告書の記載に複数のミスがあったことを認め、一部の支出について訂正し返金する意向を明らかにした。その上で「疑惑を持たれるのは政治家として誠に恥ずかしいこと。二度と起こらないように、都民のために今まで以上に働く」と述べ、職務を続ける考えを示した。
 舛添氏によると、世田谷区の自宅や神奈川県湯河原町の別荘近くの飲食店での一部の支出について「政治活動に利用したことを確認できなかった」ほか、個人の飲食代が誤って計上されていた。
 収支報告書によると、舛添氏の政治団体「グローバルネットワーク研究会」(解散)は2013年と14年に「会議費」として千葉県木更津市のホテルに計約37万円を支出。これについて11日発売の週刊文春が、実際には家族旅行に使われた疑いがあると報じたが、舛添氏は、いずれも衆院選の総括や都知事選への対応をめぐる事務所関係者との会議のために使ったと説明。「家族と宿泊した部屋を利用したことは反省している。今後は別途部屋を借りるようにしたい」などと述べた。この支出も返金するという。

〈写真:記者会見で謝罪する舛添要一東京都知事=13日午後、東京都新宿区の東京都庁〉