0 出西窯陶工で、元日本民芸協会常任理事の多々納弘光(たたの・ひろみつ)氏が6月29日午後5時23分、出雲市斐川町出西3655の自宅で、前立腺がんのため亡くなった。90歳だった。葬儀は7月1日午後2時から、同市斐川町荘原2193の1、虹のホールひかわで仏式で行われる。喪主は長男で出西窯代表取締役社長の真(しん)氏。
 1947(昭和22)年に出西地区の農家の若者4人と、出西窯を創業。民芸運動の河井寛次郎氏らの指導により「用の器」という窯の方向性が定まり、その民芸の精神は現在の出西窯に息づいている。元企業組合出西窯理事長。著書に「出雲の民窯 出西窯」がある。

<写真:本紙取材の撮影に応じる出西窯陶工の故・多々納弘光氏=2013年5月>