出雲市の名誉市民で、旧出雲市の市長を4期務めた直良光洋(なおら・みつひろ)氏が2日午前7時15分、出雲市内の病院で老衰のため亡くなった。95歳だった。自宅は出雲市今市町534。通夜が3日午後6時半から、告別式が5日午後4時から、いずれもセレモール出雲(出雲市塩冶町911‐2)で営まれる。喪主は長男で島根県立美術館専門学芸員の吉洋(よしひろ)氏。市民葬は故人の遺志により営まれない。
 直良氏は1947年に旧出雲市役所入り。収入役、助役を歴任し、1973年4月から4期16年間、市長を務めた。在任中は、全国有数の健全財政を維持する一方で、斐伊川神戸川治水事業の着手や、島根医科大学(現島根大学医学部)の誘致などに力を尽くし、出雲市の礎を築いた。著書に「市政回顧五十年(島根日日新聞社)」などがある。
 藍綬褒章、勲三等瑞宝章を受章。