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安来-松江間開業100年、にぎわい多彩に/国鉄時代の機関車、松江駅に到着

掲載日:2008/11/09

  安来-松江間開業100年、にぎわい多彩に/国鉄時代の機関車、松江駅に到着1
  
  

 JR山陰本線安来~松江間が八日、開業百周年を迎えたのを記念し、島根県、松江市、JR西日本米子支社などは同日から松江、安来、揖屋の各駅などで記念事業を始めた。松江駅には同日午前、記念列車の第一号「だんだん山陰」号が到着。地元住民や鉄道ファンらが懐かしい車両の乗り心地を楽しみ、駅構内はイベントに集まった多数の市民らでにぎわった。二十四日まで開かれる。
 一九〇八(明治四十一)年四月五日、島根県では初めての鉄道路線となる山陰本線米子-安来間が開業した。同年十一月八日に松江まで線路が延長され、八日でそれからちょうど百年の節目を迎えた。
 記念事業の目玉は、三種類の旧型の列車を走らせる「だんだんシリーズ」。その第一弾が一九八五年まで松江-京都間で運行していた国鉄時代のDD51形ディーゼル機関車「だんだん山陰」号で、約二百五十人を乗せて午前十時四十二分、京都から松江駅に到着。松江武者応援隊のメンバーが甲冑姿で出迎えた。ホームには鉄道ファンらが多数詰め掛け、懐かしい車両を写真に収めていた。
 乗客の米子市の橋本和則さん(34)は「客車に乗る機会も少ないので楽しみにしていた。乗り心地も上々だった」と笑顔を見せた。
 列車の到着と同時に仁多炎太鼓が歓迎太鼓を披露。改札前では「硬券切符作成機」で印刷を体験することができ、利用者はカラコロ工房行きと書かれた厚紙の切符(幅九cm、縦三cm)を受け取っていた。
 松江市内の弁当・仕出し会社「一文字家」は、百年前の「むすび」を当時の製法で再現。昔ながらの竹の皮や笹の葉に包んで二十個限定で販売し、すぐに完売した。
 このほか、松江市殿町の「カラコロ工房」では県にはじめて鉄道が敷かれた当時の駅の状況や特急列車の変遷を写真や模型で紹介する記念展示も始まった。


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